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役員コラム

2026.09.07

大相撲

㈱あさひ合同会計 取締役相談役 髙木 正男 

 名古屋IGアリーナへ大相撲名古屋場所を観に行った。一昨年の両国国技館を皮切りに昨年は大阪と福岡で本場所観戦し、これで本場所開催地4カ所コンプリートとなった。

 大相撲は小学校低学年のころ、大鵬・柏戸 全盛期に佐田の山の熱烈ファンとしてテレビにかじりついていた。その後、野球とか他に関心が移り、若・貴時代でもあまり大相撲は見ていなかった。近年ふとした拍子で鳥取出身の落合(伯乃富士)が気になって、令和5年に豪ノ山・湘南乃海と三人同時新入幕の時から再び大相撲を見るようになった。さらに大の里・熱海富士・安青錦と応援したくなる力士が続々と現れ、益々観戦に力が入るようになった。

令和6年5月国立競技場へ陸上を観に行くついでに、国技館で夏場所を、となったのが本場所観戦の始まりだった。それから妻を巻き込み大相撲観戦がヒートアップした。その間に世間の相撲人気も高まり、名古屋はチケット争奪戦が特に厳しくファンクラブ先行予約でも落選が続いて諦めていた。

そんな中、竹中平蔵氏の講演でアリーナ経営は地方自治体に頼るのではなく民間の力でやれば経営が成り立つ。その好例が名古屋のIGアリーナで愛知県の出資以上に民間が出資し運営も民間主導で行うことで当初資金もすぐ元をとり、経営も見通しが明るいと聞いた。これはどうしてもIGアリーナ開催の名古屋場所を見に行きたくなり、無理やり他人からチケットを譲ってもらって行くことができた。席は隅っこの椅子席であったが、空調や座り心地の良さを感じ、噂のラウンジシートも覗き見て凄さを知った。さらにサブアリーナを使ったグッズ売店は広く、他場では入場制限まであるのに余裕を持って買い物ができ、ちゃんこも楽に楽しめた。

岡山でもアリーナ問題が議論されているが、税金が多額に使われることを恐れて反対意見が多い。自治体に頼っているからそんな発想になる。トライフープ・シーガルズ・リベッツとアリーナを必要とするプロが地元にある。入場キャパが限界で、日程も満足に組めない現状を知る人は少ない。税金を使われる心配が無ければ反対も減ろう。ファジアーノのスタジアムですら公営頼みでは進まない現状だ。名古屋の民間パワーには足下にも及ばないことは解っている。それでも「おらがチーム」が街を元気にすることを信じて、なんとか発想を変えてできる方法を見つけられないものか。今こそオール岡山が問われているとは思いませんか? 

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