スタッフブログ
2025.05.09
子どもとともに成長
㈱あさひ合同会計 本同
この春、長女が大学を卒業し社会人となり、末っ子は中学校を卒業し高校生になりました。右も左もわからず始まった子育てでしたが、あっという間に時が過ぎ、ゴールがうっすら見えてきたように思えます。気がつけばその中で、私自身、少なからず変化したと感じています。子どもたちの成長を見守る中で、影響を受けたことがたくさんありました。
〇興味のない分野が好きになれました。
スポーツにほとんどと言っていいほど興味がありませんでしたが、子どもが野球を始めたことをきっかけに、野球が大好きになりました。これまでワクワクすることのなかったことに心踊らされ、感動することを知りました。高校野球を見て号泣する日がくるとは思いもしませんでした。
〇暑さ寒さへの耐性がつきました。
小学校1年生からの9年間、野球の付き添いで、試合の日は1日中屋外で待機。冬はジャンバーを2枚着てひたすら耐え、夏は心を無にして我慢…。その積み重ねもあり、最終的には真冬の寒空の下でもうたた寝できるようになりました。単に身体的な耐性だけでなく、「状況(環境)に適応する力」として、いつか役に立てば良いのですが…。
〇良い意味で「適当」さをもてるようになりました。
とても神経質で心配ばかりしていました。衛生管理だと、哺乳瓶を煮沸消毒の習慣をコツコツ続け、上の子二人は、中学生になっても水筒の飲み口を煮沸消毒していました。これは常識だと考えていましたが、水筒なんて1日放っておいてもどうにもならないことを三人目の子育て中にようやく発見することに。
時間とともに、自分だけの常識から解放され、「適当な加減」を知ることができたのだと思います。
これを一言で「成長」と表現すると誤解が生じてしまうかもしれませんが、知らないことを知ることで、私自身の価値観が変化し、世界が広がったと感じています。狭かった視野が少し広がることで、物事の受け止め方も変わったような気がしています。
子どもたちの成長スピードには到底追いつきませんが、これからも少しずつ変化していけたらいいなと思います。