スタッフブログ
2024.06.07
好きなもの
㈱あさひ合同会計 橘
本当に自分が好きなものって、その魅力の全てを人に説明するのが難しいあまり、説明そのものを避けてしまいます。と後輩が言いました。同感です。私はF1が好きです。F1のどこが好きですか?と聞かれると困ります。本当に好きなものって、理屈で説明できる部分と、そうではない部分があって、それ故になぜ好きなのかを説明するのが難しいと思います。そこで挑戦。私が思うF1の魅力を限られた文字数で伝えられるか、です。
世界中、様々なクラスのレースがあります。その中でも最高峰の自動車レースがフォーミュラ1、通称F1です。
F1ドライバーは世界に20人しかいません。全10チーム各2人のドライバーが世界中のサーキットで開催される年間約25レースを戦い、各レースの上位10人に順位に比例してポイントが付与されます。よって、ドライバー個人の総獲得ポイント数とチームでの総獲得ポイント数を競う二つのタイトルがあります。
レースは3日間あり、初日は練習走行、2日目は予選、3日目が決勝です。予選のタイム順で決勝のスタート位置が決まります。ここで感動ポイントとして、20名のドライバーのタイムに、1,000分の1秒単位の差しかないという点です。
各チームは、2人のドライバーの他に、エンジニア、メカニック、戦略担当、タイヤ交換担当など多いチームで総勢1,000人以上のメンバーから構成されており、毎年マシンを独自開発するため、200億円もの予算が組まれています。1,000人のメンバー全員に加え、多額の資金を投資しているスポンサー、私のようなファンなどありとあらゆる人からの期待を、ドライバーが一手に背負う構図となっている点も感動ポイントです。一瞬のミスですべてを失うからです。
マシンの速さに最も影響するのは空力です。風の抵抗を極限まで少なくし、ダウンフォース(車体を地面に抑える力)を発生させる技術は、我々が普段乗っている乗用車にも採用されています。
と、ここまで書きましたが、全て理屈で説明できる魅力で、ほんの一部分です。無理な挑戦でした。最後に悪あがき、理屈で説明できない魅力を一つだけご紹介します。
F1ってめっちゃかっこいいんです。