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㈱あさひ合同会計　室山

　私事ではございますが、現在住宅の購入を検討しており、先日金融機関へ住宅ローン借り入れを相談する為、訪問しました。前職の銀行員だった頃には、何度か住宅ローンの提案や申し込みの受付を対応したことがあり、概ね商品の内容については理解しているつもりでしたが、やはり、数千万単位のローンを組むという不安もあって、実際に訪問し、具体的な説明を受けました。

　一通りの説明を受けてみて、改めて銀行員として商品を説明し、提案していた側から、今度は説明を受ける側に立つと、仕事上で良くも悪くも参考になるなと思う発見がありました。

　最初は担当者の方の話すスピードが速く、私自身、話の中盤には聞く気が失せており、頭の中では夕食の献立を考えていました。こうした一方的に話す局面では、途中で理解度を確認するなど、私も気を付けようと思います。

　ただ、良い意味で勉強になったところもあり、それが説明の終盤で、手書きで重要な要点や注意点を分かりやすくまとめた紙を手交してくださったという点でした。特に住宅ローンでは、金利や保証料等の仕組みが複雑で、パンフレットを見ただけでは、分かりにくかったのですが、手交された1枚のメモ用紙で理解が深まりました。

　個人的に顧客本位な行動に心を動かされることが多いので、近時はネット銀行の方が金利は安く、金銭的な負担は少ないですが、再度店舗型の金融機関での借り入れも検討してみようと思います。

　こうした、ほんの気遣い（付加価値ある行動）が今の自分の仕事でできているのかといえば、できておらず、見直すべき点は多いので、こうした取り組みを日々の業務に部分的に取り入れて、自身の付加価値を高めていきたいと思います。

　令和4年は転職、引っ越し、結婚、住宅購入（予定）等これでもかという程、様々なイベントがありましたが、引き続き頑張っていきますので、よろしくお願いします。