スタッフブログ
2022.09.08
自由研究
㈱あさひ合同会計 岡山
- 前置き
以前いただきものの麦から作られた乳飲料「オートミルク」を飲んでみたところ非常に美味しく感銘を受けたため、自分でも植物由来の乳飲料を生成しようと試みることとした。
ただし、材料は麦ではなく同じ穀物でも比較的手に入りやすいお米を材料とした「ライスミルク」の生成を目指す。
- 目標
「ライスミルク」の生成。
なお、市販の「ライスミルク」は米のでんぷんを糖化させた液体であることが散見されるが、今回は甘酒との区別をし、より「オートミルク」に近づけるため、お米に含まれるでんぷんを糖化した液体に植物油脂を乳化させたものの生成を最終目標とする。
- 作り方
1段階目のでんぷんの糖化は麹菌による酵素分解(甘酒の製法)を用いる。
口当たりをよくするために布で越して液体部分のみを抽出した。(図2)
(白米150g+米麹200g)/(甘酒の全体量850g)*77%≒32%糖分の液体が完成。
2段階目の植物油脂の乳化については大豆レシチンを使用する。乳化剤を使用しないため、比較的親水性のある脂質を選択。
試作段階では顆粒の溶け残りが発生したが、長時間放置することでかなりの解消が見られた。
- 調合割合の検討(図3)
①某社牛乳の成分表を参照し、糖質4.8g、脂肪分3.8gに近づける
⇒甘酒15g、大豆レシチン4g、水81gを配合。
②オートミルクの成分表を参照し、糖質7.0g、脂肪分2.0gに近づける
⇒甘酒20g、大豆レシチン2g、水78gを配合。
③見た目の白濁度合いを重視して甘酒25g、大豆レシチン4gを配合
- 味の感想
①遠くの方でぼんやり豆乳を感じる薄味の液体
②薄い甘酒
③自分の記憶の中で一番近いものはカルピス
- まとめ
乳飲料の作成を飛び越えて乳酸菌飲料ができたことは驚きだった。
当初の予定はコーヒーにあう「ミルク」を作りたかったのだが、甘酒の酸味とコーヒーの酸味の相性が悪いようで相乗的に酸味を感じるようになってしまった。
物の本によると、フィリピンにはお米で作った「ライスコーヒー」なるものが存在するらしい。
お米と水だけで作ったカフェオレ・・・実験は続きそうである。
㈱あさひ合同会計 岡山
- 前置き
以前いただきものの麦から作られた乳飲料「オートミルク」を飲んでみたところ非常に美味しく感銘を受けたため、自分でも植物由来の乳飲料を生成しようと試みることとした。
ただし、材料は麦ではなく同じ穀物でも比較的手に入りやすいお米を材料とした「ライスミルク」の生成を目指す。
- 目標
「ライスミルク」の生成。
なお、市販の「ライスミルク」は米のでんぷんを糖化させた液体であることが散見されるが、今回は甘酒との区別をし、より「オートミルク」に近づけるため、お米に含まれるでんぷんを糖化した液体に植物油脂を乳化させたものの生成を最終目標とする。
- 作り方
1段階目のでんぷんの糖化は麹菌による酵素分解(甘酒の製法)を用いる。
口当たりをよくするために布で越して液体部分のみを抽出した。(図2)
(白米150g+米麹200g)/(甘酒の全体量850g)*77%≒32%糖分の液体が完成。
2段階目の植物油脂の乳化については大豆レシチンを使用する。乳化剤を使用しないため、比較的親水性のある脂質を選択。
試作段階では顆粒の溶け残りが発生したが、長時間放置することでかなりの解消が見られた。
- 調合割合の検討(図3)
①某社牛乳の成分表を参照し、糖質4.8g、脂肪分3.8gに近づける
⇒甘酒15g、大豆レシチン4g、水81gを配合。
②オートミルクの成分表を参照し、糖質7.0g、脂肪分2.0gに近づける
⇒甘酒20g、大豆レシチン2g、水78gを配合。
③見た目の白濁度合いを重視して甘酒25g、大豆レシチン4gを配合
- 味の感想
①遠くの方でぼんやり豆乳を感じる薄味の液体
②薄い甘酒
③自分の記憶の中で一番近いものはカルピス
- まとめ
乳飲料の作成を飛び越えて乳酸菌飲料ができたことは驚きだった。
当初の予定はコーヒーにあう「ミルク」を作りたかったのだが、甘酒の酸味とコーヒーの酸味の相性が悪いようで相乗的に酸味を感じるようになってしまった。
物の本によると、フィリピンにはお米で作った「ライスコーヒー」なるものが存在するらしい。
お米と水だけで作ったカフェオレ・・・実験は続きそうである。