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2022.08.09

ジャイアントキリング

㈱あさひ合同会計 谷中

 私の趣味は、野球観戦です。中でも一番好きなのはプロ野球で、広島と阪神を中心に観ています。
 高校野球、社会人野球(特に都市対抗)も好きです。これら3つがすべて楽しめる7月から8月にかけては、日々楽しくニュースのチェック、観戦に明け暮れています。
 野球観戦の楽しさを本気で語ろうとするならば、この紙面だけでは足りません。ですので、今回は高校野球、特に地方予選で私が重視している見どころについて書きます。

 地方予選での一番の見どころは、番狂わせ、いわゆる「ジャイアントキリング」だと思っています。
 今夏で言えば、広島県大会3回戦で広陵高校に2-1で勝利した英数学館、愛知県大会3回戦で中京大中京に8-1で勝利した東浦高校の試合などが挙げられます。下馬評では弱いといわれていた高校が強い高校をやっつける。勝負事においてこんなに楽しいことは他にないと思います。
 また、公立高校vs私立高校の試合も注目しています。県内外から有力な選手を揃え、充実した設備で戦力を整えることができる私立高校に対して、地元中心に選手を揃える公立高校がどこまで食らいつけるかを見るのが、とても楽しいです。どちらの高校も頑張れと思いながらも、心の中では公立高校を応援してしまうのは、おそらく私だけではないはず。。。

 他にも、地方予選を見るうえで、地区ごとの特性を頭に入れて観戦するのも面白いです。例えば、高知県大会では過去20年間の夏の優勝校はすべてシード校となっており、ジャイアントキリングが起きづらい県です。一方、広島県大会は有力校が複数存在しており、比較的番狂わせが起きやすいため、毎年上位校予想がとても難しいです。

 ここ数年で、地方予選の観戦環境はものすごく良くなりました。地域によってはケーブルテレビで1回戦から全試合実況付きで生中継されていますし、【バーチャル高校野球】というインターネット上のサイトでは、全国の地方予選を1回戦から無料で見ることができます。
 この紙面が皆様のお手元に届くころには、地方予選は終わり甲子園が始まる頃だと思いますが、各県の代表校が地方予選でどのような試合を勝ってきたかに注目して、甲子園の試合をみるのも楽しいと思います。