スタッフブログ

2022.05.06

多肉植物

㈱あさひ合同会計 笠井

 私は多肉植物と暮らしています。

 お客様からいただいた一鉢が始まりでした。色々な種類の小さな多肉植物がバランスよく寄せ植えされ、とても可愛らしいものでした。もともと、枯らしてしまうのが心配で、部屋に植物は一鉢も置いていませんでしたが、毎日水をやる必要がないとのことで、それならばズボラな私でも育てられるかもしれないといただいて帰りました。

 可愛らしい姿を愛でておしゃれ女子になった気分を満喫していましたが、環境が多肉にむいていたのか、ぐんぐん成長し伸び放題となりおしゃれ感は何処へやら。見た目もですが、このままでは窮屈で可哀想だしどうしたものかと、ネットで調べてみました。伸びてしまったものは途中で切っても先は先、元は元で育つこと、触れて落ちてしまった葉からも増やすことができることなどがわかりました。生命力は強そうなので、初心者でもなんとかなりそうだと植え替えを決行し、落とした葉は土に並べて様子を見ました。そのうち株分けは根付いたようで安心しましたが、並べた葉にはなんの変化もなく、やはり難しいなとあきらめかけた頃、葉の根元がモコモコして糸のような根っこも出てきたのです。多肉の赤ちゃん誕生に感動したのも束の間、数日で並べたすべての葉から赤ちゃん誕生。そんなに量産するつもりはなかったので驚きましたが、増やすのが楽しくなってしまい虜です。

 今では、10種類以上の多肉が育ち、お花を咲かせてくれる子もいます。美的センスは持ち合わせていないので、潔く一種一鉢、決しておしゃれとはいえませんが私にとっては大切な存在です。時々元気がないのに気付いて慌ててしまうこともありますが、そんな時はお世話をしている私自身も一息つく必要がある時です。肩の力を抜くタイミングも多肉植物は教えてくれます。