スタッフブログ

2022.02.08

お弟子さん

㈱あさひ合同会計 松尾

 以前、習い事の話をしたかと思いますが、あれから私も少し成長して指導ができる免許をいただきました。古風な習い事なので、つまり「お弟子さん」を受け入れることができるようになったのです。といっても、現在私にお弟子さんはいません。

 指導免許をいただいた日から、自分が先生という立場で過ごしていくわけですが、その意識が全くなかったので、先生とはどうあるべきかを考えてみました。まず、これは当たり前ですが、先生としてお弟子さんのお手本になるような技術をもたなければならないこと。指導している場面でのお弟子さんの態度を見ると、その先生がどの程度尊敬されているかが分かります。そして、お弟子さんの成長を見守る責任があるということ。発表会やイベント行事で、他のお稽古場のお弟子さんと一緒に練習をしたり、他の先生にお稽古をつけていただいたりする場合があり ます。そんな時はお弟子さんの先生として今お稽古していること、出来ないことなどを把握して指導していかなければなりません 。

 重くとらえすぎかもしれませんが、お弟子さんが一人前になるまでの責任を自分がとれるのかと問われると、正直 自信 がありません。それでも、自分にお弟子さんが出来たら、楽しい中にも厳しさがあり、もっと上手になりたいとお稽古に励んでもらえるような先生になりたいと思っています。いまだに職場でも直接指導する後輩を持ったことのない私ですが、いつか立派な「先生」になれるように、技術的にも精神的にも精進したいと思います。