スタッフブログ
2021.09.08
銀色のオートバイ
㈱あさひ合同会計 古川
銀色のオートバイ、松田聖子か?と思われた貴方、決してメジャーではないこの楽曲をご存知ならば、間違いなく私と同世代です。
「乗らなくなったバイク、欲しい人いないかな」お客様との話から、「どんなバイクですか」という流れに。
「125CCのミッション車でアメリカン、色はシルバー。カワサキのエリミネーターというバイク」。昔ながらのオートバイ。きちんとガレージ保管されたそのバイクは、経年相応のサビやキズはあるものの想像よりはいい感じでした。試乗させていただいた感想は、トコトコ単車。最近流行りのスポーツタイプやスクーターの真逆にあるバイクです。チョークあり、アイドリング必須など手間はかかりますが、年齢的にもトコトコが似つかわしい気がして譲っていただくことに。安全対策にフルフェイスのヘルメット・プロテクターなどを購入し、手続と整備を専門店にお願いしました。自宅には保管場所が無いので、納車後は実家(美作市)の納屋に直行。約60㎞走ったのですが、バイクってこんなに快適ではない乗り物だった?というのが素直な感想です。初心者なので炎天下に長そで・長ズボン、ヘルメットは窮屈、トンネル内の巻き風は怖いし、ギアが何速に入っているのかもわかりません。エンストと立ちゴケに気を張って運転したら、メチャメチャ疲れました。通学に原付を使っていた学生時代から約40年ぶりの公道再デビュー。何も気にしていなかった若い頃との違いを思い知らされました。結局、慣れるための近場走行と1/1のスケールモデルとして磨いたり眺めたりすることにしました。
新型コロナの影響でバイク人気が再燃しているそうです。中高年のリターンライダーも増加しているとか。ニワカの私が海まで銀のバイクで行ける日がやってくるでしょうか。