スタッフブログ

2018.09.01

育てたい!

㈱あさひ合同会計 松尾

 2年前の冬、祖父との別れをきっかけに家庭菜園をはじめました。祖父は自宅近くに土地を借りて畑をしていたため、せめて今植えてある野菜だけは育てて収穫してあげようと思い、お世話をはじめました。

 植えておけば勝手に育つだろうと甘く考えていた私はすぐに後悔。水やりに肥料に害虫駆除に草抜きetc・・・野菜によってお世話の仕方は違います。成長スピードも違うため、経験のない私は「ちゃんと上手く成長しているのか」「美味しく育つのか」「収穫の段階まで成長してくれるのか」という不安を抱えながら、日々を過ごさなければなりませんでした。

 しかし、時は過ぎて春。ついにキャベツを収穫!愛情込めて育てた野菜の味は格別に美味しく、捨てるのがもったいないと腐らせることなく全てのキャベツを食べきりました。その後スナップエンドウも収穫!収穫の楽しさはもちろん、育てる楽しさを覚えました。

 「今度は夏野菜も育ててみよう」と夏野菜の苗を購入。今ではいろんな野菜にチャレンジしています。はじめは私と母の2人で管理していた畑ですが、今では父と妹も加わり、家族みんなで菜園ライフを楽しんでいます。夏は暑いので朝5時に起きて水やりと収穫。20代の生活とは思えませんが、成長の早い夏野菜のお世話は日々が楽しく充実しています。

 家庭菜園の楽しさを知った私ですが、祖父はきっと「なんでわしが生きとるときに手伝ってくれんかったんじゃあ」と思っていることでしょう。おじいちゃん、ごめんなさい!