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2017.10.01

祖母と幻想庭園

ネットリンクス㈱ 實成

 8月26日に家族と私の母、それに祖母と叔父の8人で後楽園の幻想庭園へ行ってきた。8月も終盤となり、子ども達の夏休みももう少しということで、母が津山から我が家に泊まりに来るというので、祖母と叔父を誘って行くことになったというのが経緯だ。祖母の家は中区浜にあり、後楽園までは十分歩いて行ける距離。高齢な祖母だが、今でも元気で、日頃は自転車で移動しているらしい。

 私が小学生のころ、当時は北区兵団に住んでいた。祖母の家までは約3キロの距離だがよく歩いて遊びに行っていた。目的は、当時叔父が持っていたゲームをやりたかったからなのだが、いつ行っても祖母はニコニコして迎えてくれた。叱る時はきちっと叱ってくれたが、それ以外は常にニコニコして「よく来たね。うんうん、のど乾いてない?おやつ食べる?」などトークはいつもマシンガンだった。

 今でも祖母は当時から変わっておらず、私が顔を見せた時、子ども達を連れて行った時も「よく来たね。うんうん、大きくなったね~。何年生ですか」など相変わらずのマシンガンだ。昔は少し鬱陶しかった口調も、今子ども達に言っている姿を見ると愛らしく感じる。

 幻想庭園は多くの人で賑わっていたが、昼間見る後楽園とは違い、その名の通り幻想的な雰囲気を醸し出していたが、ちょっと人が多すぎた。1時間程度みんなで見て回り、再び歩いて帰ったが、その間も祖母はニコニコしていて、とても楽しそうだった。祖母と一緒にどこかに行くことがこれから後何度あるのだろう。今の家から祖母の家まで約3キロ。以前叔父に「たまには顔を見せてあげて」と言われたことがある。近いのだからもっと私の顔、ひ孫の顔を見せに、そして見に行こうと感じさせてくれる幻想庭園だった。