スタッフブログ

2017.02.01

ゼミ会

㈱あさひ合同会計 松尾

 大学3年の4月、所属するゼミが決まり、初めての「ゼミ会」が行われました。所属人数は私含めて9人。周りは友達同士で入ったようで、知り合いがいないのは私だけでした。親睦会を兼ねて飲み会をしようと提案してくださったのはゼミの先生。「性格や話が合わなかったらどうしよう・・・」仲良くなれるか不安でしたが、最終的には来月も集まろうと話がでるくらいみんなと打ち解けることができました。

 あれから6年ほどたちますが、いまだに私たちは毎月1度は必ず集まっています。お酒を飲んだり、バーベキューをしたり、ドライブをしたり、昨年は1泊2日で九州旅行にも行きました。普通、9人もいれば、誰かが不参加になってしまうのですが、欠席者がいる月はほとんどありません。年に2回はゼミの先生もお呼びして飲み会をするのですが、お会いするたびに「あなたたちは相当暇ね!」と毎回言われます。毎月、みんなで集まることを本当に楽しみにしています。

 ふと、なぜみんなでいることがこんなにも楽しくて居心地が良いのか考えてみました。一つめは、私たちが地域社会学の専攻であったこと。地域と人と社会のつながりを考える研究をする私たちは、人と関わることが大好きです。二つめは、行動力があること。楽しそうなこと、面白そうなことはとりあえずやってみます。三つめは、否定的でないこと。誰かの発言に対して否定的な返答をする人はいません。みんなで発言しやすい雰囲気を作り出しているような気がします。

 お互いが仕方なく気を「使う」のではなく、思いやって気を「遣う」からこそ、余計な遠慮をせず、誰かが我慢をすることなく、居心地の良い時間を過ごせているのだと思います。これから結婚や出産、転職とそれぞれの生活が変化してくると思いますが、この居心地の良い時間をいつまでも続けられる方法をみんなで考えていきたいと思います。