スタッフブログ

2014.07.01

子供との関わり方

㈱あさひ合同会計 岸本

 新聞やテレビ等で見かけない日が無い凄惨な事件の数々。なかでも、子供に関するものについては、自分自身に子供ができてから見方が大きく変わりました。

 前までは、「可哀想だな」という思いを持ちながらも、どこか第三者的な目線で見ていた部分があったと思いますが、最近では明らかに入れ込みすぎてしまうことがあります。事件のなかには、厳しい境遇や環境が引き起こしたものも多くあることでしょう。そういった冷静な見方が、どんどん自分の中から欠落していくのを感じます。

 どうすれば自分の子供を危険から遠ざけられるか。これを考え出すと、特に女の子については、常に目の届く距離に置いておきたいという実現不可能な思いにかられます。男の子については、自分の力で危険を回避できる子に育ててあげたいという考えに至ります。私自身、物心がついた頃から半強制的に空手を習わされました。父親にもそういった思いがあったのでしょう。

 子育てに答えが無いのは分かっていますし、子供によって臨機応変に育て方を変えないといけないのも分かっているつもりですが、まだまだ新米の私にとって悩みは続きます。皆様方のように、会社を営まれその跡取りとして育てるならば悩みもさらに深いことでしょう。業種にもよりますが、必要な教養やコミュニケーション能力を備えてあげたいと思うのが親心だと思います。

  今、目の前にいる息子さん・娘さんは、安心して任せられる存在になっていますか。「もう手遅れ」だなんて思われていませんか。「三つ子の魂百まで」という言葉はありますが、その魂を育てるのに「もう遅い」があるとは思いません。親が親である限り、与えられるものがある限り、諦めずに関わっていただきたいと思います。特に、男親は頑張りましょう。私も頑張ります。