ちょっと気になる経理処理

2018.06.01

クレジット納付はお得!?

地方税については一部の地域ですでに実施されていた「税金のクレジット納付」ですが、平成29年1月4日より、国税でもほとんどの税目で可能となりました。
クレジット納付と聞くと、「ポイントが付くので得」というイメージを持つ方がほとんどではないでしょうか。今回は、クレジット納付におけるメリット・デメリットについてまとめました。


≪メリット≫

☆ クレジットのポイントが付与される
☆ 支払いを1~2ヵ月後に遅らせることができるため、資金繰りの面で役立つ
☆ 分割払いやリボ払いも可能(カードごとに追加手数料がかかることがほとんどなので注意)
☆ インターネットから24時間対応で納付を完了できる
☆ 利用額が増えることで、ポイントアップやステータスアップするカードもある
☆ 現金持ち歩きのリスクがなくなる、納付に行く手間が省ける

≪デメリット≫

★ 国税の場合、1万円につき76円(消費税別)の決済手数料がかかる
★ 支払いが遅れることで、納税証明書を発行できる時期も遅れることになる

クレジット納付

例えば、30万円の税金を支払う場合、支払総額は300,000+(76円×1.08×30)≒302,462となります。単純に「クレジットポイントで得をしよう」とすると、約0.83%以上ポイント還元のクレジットカードを選択する必要があります。
なお、1万円につき76円(消費税別)の決済手数料が加算されますので、1万100円の税金を支払う場合、10,100+(76円×1.08×2)≒10,265となる等、1%を超える手数料となることもありますのでご注意ください。


メリットにつきましては、従来より利用できる「振替納税」においても享受できる点が多いため、やはり一番のポイントは決済手数料とクレジットポイントのバランスになるかと思います。昨今、ポイント還元が1%を超えるクレジットカードも多いため、納付金額によってはご検討されてみてはいかがでしょうか。