ちょっと気になる経理処理

2018.03.01

第91回 保険料の損金算入と資産計上

保険には色々な種類がありますが、死亡保険金や満期保険金の受取人によって損金に算入するもの、資産計上するもの、役員・従業員の給与となるものがあります。

   保険料損金算入

定期保険
保険期間を定め、その期間を過ぎると保険金を受け取ることができない。掛け捨ての保険であり貯蓄性がないため、基本的には損金算入する。長期平準定期保険、逓増定期保険は、保険期間・加入者年齢等に応じて資産計上する。

養老保険
死亡保険金(高度障害を含む)と、満期まで生存していた場合の満期保険金の額が同額の保険であり、死亡・生存を問わず高い保険金が受け取れる。貯蓄性がある保険であり、基本的には資産計上する。
死亡受取人を遺族とする場合、福利厚生費となるため保険料の半分を資産、半分を損金に計上する。※従業員の福利厚生費を目的としているため、過半数以上の従業員を対象にする必要がある。

終身保険
一生涯に渡って保障される死亡保険であり、保険金を必ず受け取ることができる。貯蓄性がある保険であり、会社の資金運用や資金形成などに向いている。

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