ちょっと気になる経理処理

2014.11.01

第55回 医療費控除について

 今年もあと2ヶ月で終わり、個人所得税の確定申告の書類を準備していただく時期がやってまいりました。今回は確定申告に関連し、医療費控除のあれこれをご紹介します。

・保険のきかない入れ歯、インプラントの自由診療
  医療費控除の対象となります。
   入れ歯やインプラント治療など希少金属を使用する治療となると高額になりますが、一般的に使用されている材料を
使用する治療であれば問題なく医療費控除の対象となります。

 ・メタボリックシンドロームの特定健康診査の費用
  基本的に医療費控除の対象となりません。

  メタボ健診については、

   ①高血圧症、脂質異常症又は糖尿病と同等の状態であると認められる基準に該当する人で
   ②特定保健指導のうち、医師の指導に基づく積極的指導が行われた場合
   健診費用と治療費もしくは指導料が医療費控除の対象となります。

・医療費を支出する者と給付金等を受け取る者が異なる場合
  医療費から受け取った給付金を差し引いた金額が対象となります。
    領収書が発行されない場合でも、カードの信販会社の引き落とし明細や領収書があれば医療費控除の添付書類とする
   ことができます。

  ※翌年12月引き落とし分にも12月分が含まれている可能性があります。

 医療費控除を受けようとする方は、領収書はもちろんのこと保険金などの受取金額のわかる書類等も具備しておきましょう。

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