役員コラム
2025.08.12
成長の法則
㈱あさひ合同会計 取締役 今田 泉美
春から始めたレッグプレス。
毎週月曜日にパーソナルトレーナーの先生に指導していただいています。
レッグプレスマシンは座って両足でプレートを押し出すのですが、最初は23㎏が精一杯でした。初回のトレーニングを終えた後は、膝がガクガクし、手すりなしでは満足に歩けず、あまりの疲労感で食事ができませんでした。
体がびっくりしたのだと思います。
私には向いていないのかも、と一瞬思いましたが、先生がとても信頼できそうな方でしたので、とにかく信じて、ついていくことにしました。無我夢中でやっているうちに、少しずつ慣れて、筋肉痛の部位をネットで調べては「2日目に大腿四頭筋とハムストリングス、3日目に内転筋の筋肉痛、4日目に消える。」などとトレーニング記録をとるようになりました。毎回、新鮮な発見の連続です。新しいことに挑戦すると、新しいことに出会えます。まさか自分が筋トレに夢中になるとは、思いもしませんでした。
私は毎回のトレーニング内容だけでなく、先生からのアドバイスもノートに書き残すようにしています。
「『きつい!』と思ってから、さらに2回、力を振り絞る。そして適切なインターバルをはさんで、5セット繰り返す。それが成長の法則ですよ。」これが一番印象に残っています。
先生によると、負荷をあまりかけないトレーニングや、きついと思ってそこで終了してしまうトレーニングをいくらやっても、さほど筋肉は付かない。成長するには負荷が大事だというのです。
これは筋トレであろうと、仕事であろうと、すべてのことに当てはまるのではないでしょうか。
負荷を長時間かけ続けては心身ともに壊れてしまうので、ちゃんと、ポジティブで良質な休息をしっかりとる。そしてリフレッシュして、また挑む。こうやって身につけた筋力や知力は、間違いなく、時代を生き抜く力となり、かけがえのない財産となります。
今年の夏も厳しいですが、コツコツとトレーニングを続けようと思います。今では初回の約3倍の68㎏にもトライしており、マシンもハックスクワットやスミスマシンなど、バリエーションも増えました。しばらく興味は尽きそうにありません。
どうかみなさまも、この夏を健やかにお過ごしくださいませ。