役員コラム

2019.09.05

《幸せの法則》プライスレスな習慣

㈱あさひ合同会計 取締役 今田 泉美

❖笑顔を与える人に
 全英女子オープンでメジャー制覇を果たした渋野日向子さんは、勝因を「笑顔」だと答えました。 
もともと彼女は喜怒哀楽がすぐ顔に出るタイプだったそうです。コーチから「周囲を不機嫌にするような、自分だけのゴルフをするんじゃない。笑顔でプレーしろ。」と注意をされ、どんな場面でも笑顔でプレーするようにしたのだそうです。そのままの感情を出さず、どんな状況でも笑顔でいくと決めたら、スコアが安定してきたということです。彼女のその笑顔は、国境を越えて、話題となりました。世界中の多くの人を幸せにし、ついには勝負の神様にもごひいきにされました。

 笑顔を与えている人が、最も笑顔になれる、ということの証明です。
 大切なのは「笑顔でいく」という覚悟です。

❖人を好きになる
 良い仕事ができるかどうかのカギは個人の能力だけでなく、周りの人と良好な人間関係を築き、周囲からの支援や協力を得られるかどうかです。
 特定の人としか信頼関係を築けないというのは、10年後20年後、仕事やプライベートに深刻な悪影響を及ぼします。いろんな人と積極的に関わる努力をしていかないと、狭量で考えが偏った人になりかねません。
 まず、人を好きになること、人と人との間を温かくみる習慣から始めましょう。
 おっくうになってはいけません。

❖何事も良いほうに受け止める
 毎日の中で、自分が望むことばかりが起こるはずはありません。
成功する人は、厳しい状況に直面しても、事実をプラスと受け止め、環境を良い方向に建設的に変えていくことができる人です。
 いつも考え方を良いほうに、明るいほうに受け止めるように努力していたら、考え方も習慣のひとつなので、繰り返し練習しているうちに、受け止め方が上手になります。
 いつも事実をマイナスに受け止める考え方の習慣を続けていたら、どんなささいなことでもマイナスに受け止める達人になっていきます。どちらの達人になりたいですか?

 幸せになる人は幸せになる考え方をしています。幸せな人は幸せな軌道に乗っているから、幸せなことが巡ってきます。どうやら、この法則はとてもシンプルなようです。

 あなたが身につけたいプライスレスな習慣は何ですか?