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「非日常を求める「旅」」高木 正男

 先月は社員旅行に行かせてもらった。以前の弊社の社員旅行は幹事だけでなく一般の参加者まで自分の向上を目的としてピリピリした雰囲気で、旅行から帰ると仕事をした後と同様の疲れが残るものが多かった。しかし、この2年の社員旅行は、余裕を持ってのんびりした本当に慰安のための旅行となっていて、自分としては案外気に入っている。


 近頃は、プレッシャーから抜け出せない仕事についている。できれば、ゆっくりする時間を持ちたいのだが、次から次へ押し寄せるものに区切りをつけられないでいる。だからこそ個人で、せめて10時間だけでも時間を作って、現状を忘れ非日常を求めて鉄道に乗って旅に出る。旅と言っても、どこかで行われるイベントを見に行って、その前後にその周りを見聞きして楽しむ、といった程度のことであるが。


 実は、私は学生時代「旅」というものを研究していた。サークルが「ユースホステルサークル」、同好会が「鉄道研究会」、ゼミが「交通政策」。後半には趣味で自転車に乗っていたという私だが、「地方中小私鉄は生き残れるか」という題目の卒論とは別に、大学生活で自分が過ごした中心的なものをアカデミックに残したいと考えて「旅」について文章を書いた覚えがある。残念ながら30年以上前のことで原稿は現存していないが、思考は身体にしみ込んでいる。
 その中で「『旅』は、それぞれの人にとって非日常的人生の発見である」というフレーズは今でも鮮明に覚えている。それをたどって思い出すと、
   ■遊びとしての旅(物見遊山や行楽など )
   ■現状から脱出する旅(日常逃避、息抜きなど )
   ■自らに課する旅(精神的向上を求める、人間修養の場など )
   ■生きるための旅(遊牧民の移動、運転手・車掌の仕事、出張など )
   ■バカンスという旅(長期滞在型、時空の楽しみ )
 などに分類して考えてみたり、「トラベル」「トリップ」「ツアー」「ジャーニー」とかの言葉の意味合いを考えてみたり。


 別に、何が良くて何が悪いわけでもない、旅の主目的があり、せっかくなら副の目的もあれば一粒で二度三度美味しいのがより楽しいのではないか。理屈をこねなくても良いが、理屈をこねてあれこれ考えるのも、これはこれで楽しいのである。


 私がする旅は、ある程度前から、あの日にあそこに行きたいから、その日に予定を入れないようにする。どうやったら出発させてもらえるか、どうやって行くか、途中何ができるか、帰りはどうするか、色々と考えを巡らす。この時間は案外行動している時より楽しいことが多いものだ。その非日常の時間を過ごす楽しみがあるからこそ、それまで一生懸命仕事に打ち込める。それを楽しんだから今から頑張れる、というのは戒めているだけで、本当は次の楽しみこそが糧である。


 今までの人生で「バカンス」を楽しんだ記憶は無い。いつ楽しむことができるようになるか分からないが、一応楽しみにしたい。帰りの新幹線で明日の仕事の段取りを考えている自分から、いつか脱出できる自分を夢見て。




平成24年7月 高木 正男

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