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「さくぶんちょう」

 先日久しぶりに実家に帰った時の話である。部屋の大掃除をしていた母親が、面白いものが見つかった、と言いながら取り出したのは一冊の作文帳だった。それは私が小学3年生の頃に書いたもので、見開き約150字の大きなマスには小学3年生が書いたとは思えない字で、その日その日の出来事がつづられていた。自由作文の宿題提出用だったという記憶がうっすらと残っている。それぞれの日の最後には先生からの一言があり、交換日記のごとく提出後の楽しみにしていたように思う。

 当時は、教科書以外で活字に触れることを避けていた影響からか文章の構成や言葉選びが苦手で、作文や感想文には毎回苦しめられていた。9割方ひらがな、説明不足、場面の移り変わりも急で、「たのしかった」を濫用するなど、客観的にみるとなるほど拙い文章としか言いようがない。先生からの一言に、なぜ楽しかったか書けるとなお良いでしょう、と書かれることもしばしばだった。

 しかしながら、ごくわずかの語彙から生まれる言い回しは、今では考えつかないだろう前衛的なものもあり、魚がのたうち回るような文脈も自分の記憶に照らしてみると当時の思い出が蘇り、作文に苦しむ姿も浮かび上がってくる。「たのしかった」の濫用も、兄がいて、友達がいて、一緒に遊んで、その一つ一つや自分が元気に遊べること自体に感動や幸福を繊細に感じとり、それを「たのしかった」という言葉に表したかったのだと思う。拡大解釈だ。

 文章を書くことが好きではなかった小学生が力を入れていたのは自由帳だった。あるものないもの含めてどのくらい描いたのか、いつごろまで書いていたのかを今でははっきり思い出せないが、一生懸命小さな落書きで無地の紙面を埋めるのが楽しかった。

 もう捨ててしまったのか、夢と希望と恥の集大成は大掃除でも見つかっていないようだ。実家のどこかにまだまだ小宇宙が眠っているかもしれない。

 

平成26年09月
岡山 悠

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